チャンピックスの効果は、ニコチンに依存する状態の改善

チャンピックス効果

チャンピックスの拮抗作用と刺激作用

チャンピックスは禁煙を補助する薬です。チャンピックスの効果は、刺激作用によるドパミン放出を少量促進して、煙草に対する切望感を減らします。また、禁煙中の離脱症状を抑えるのです。喫煙をすると、煙草に含まれているニコチンを体内に入れる事になり、細胞膜上にあるニコチン受容体と結合します。

ニコチン受容体とは、自律神経の節前線維終末や運動神経終末に存在しているイオンチャネル型の受容体の事です。ニコチンがドパミンニューロンに作用すると、神経終末からドパミンが遊離します。これが神経回路に作用すると、快感を得るようになるのです。

人間は、ニコチンを慢性的に摂取する事で、より強い刺激を求めるようになります。結果的に何本も煙草が吸いたくなるのです。

チャンピックスは、新しい作用機序に基づいて開発された薬です。刺激作用と拮抗作用を持つ事によって、禁煙をした時の離脱症状を抑える事ができます。また、煙草を吸いたいという欲求を抑える事ができます。主成分としてはバレニクリン酒石酸塩が配合されています。

患者の体質次第では、含まれている成分次第で、他の副作用を引き起こす可能性があります。事前に医師の診察を受けて処方してもらいましょう。

チャンピックス服用による禁煙成功率は65%

チャンピックスを使った禁煙は効果的であり、その禁煙の成功率は臨床試験の結果、65%程度になっています。この薬を使って失敗するのは、禁煙が成功すると言われる禁煙期間が12週間となっています。

したがって、これよりも前に禁煙を止めた人は、禁煙に失敗するというデータがあります。喫煙者がチャンピックスを使って禁煙を成功させるには、チャンピックスを服用し続ける事が重要です。

吸いたいという衝動を抑える事がチャンピックスの最大の効果です。確実に喫煙を止めるには禁煙が成功する12週間を乗り越えなければいけません。チャンピックスは、少量のドパミンを遊離させて、刺激作用によってニコチンによる快感を抑制します。さらに、切望感を引き出さないようにする効果があるのです。

従来の方法よりも成功率は高く、失敗した場合でも、再チャレンジが可能です。その成功率は外来開始から1年後で約50%となっていますので、従来の治療と比較して効果が高いです。

チャンピックスを使った治療は、何度でも再チャレンジする事ができます。禁煙に成功するまで治療を受けてみれば、そのうち効果を発揮してくれるでしょう。医療機関でも期間を置いてからの治療を奨めてくれます。

チャンピックスは1回の服用で12時間から24時間効果が続く

チャンピックス錠は、0.5mgと1mgがあります。スケジュールに合わせて薬を飲む量を調整させる為です。チャンピックスは、正しく12週間続ける事で、禁煙に成功できるといわれています。

チャンピックスの効果持続時間は、12時間から24時間です。チャンピックスとニコチン結合体の結合時間はそれほどかからず、すぐに効果を発揮します。しかし、飲み忘れなどで服用が遅れると、ニコチン依存症の症状が現れる可能性があります。

チャンピックスとニコチン結合体が結合する事で、ニコチンを体内で摂取する機会がどんどん減ってきます。喫煙をする機会も治療を続けるうちに減っていくでしょう。

ただし、禁煙期間である12週間を必ず守る必要があります。これより前に禁煙を止めると、チャンピックスを使った治療を1からやり直さなくてはいけなくなります。また、12週目以降での治療は、保険が効かず、コストもかさみます。

チャンピックスの効果を最大限に発揮させるには、チャンピックスの1回の服用量と12週間の禁煙期間を守る事がとても大切です。