チャンピックスで保険が適用されるには条件を満たす必要がある

チャンピックスは禁煙外来で処方される

チャンピックスは、禁煙外来で処方されます。
禁煙外来とは、施設基準を満たした医療機関で喫煙歴を把握した上で、禁煙治療を行う外来です。離脱症状が起きたとしても、医師に相談することができますので、リタイアすることなく続けられます。

禁煙外来としてどの診療科に行くのかというと、基本的には禁煙治療を行っている旨の記載がある診療科に行きます。どこでも対応しているというわけではない点に注意しましょう。

2006年4月から禁煙治療において保険適用を受けることができるようになりました。ただ、誰でも保険が適用できるのかというと、そうではありません。一定の条件を満たさないといけないのです。条件を満たしさえすれば、保険適用を受けることができ、3割負担で済みます。10割負担に比べるとはるかに治療費の節約になります。

禁煙外来では、12週間で計5回の治療を受けます。禁煙についてのアドバイスを受けながら実際に取り組むことになります。その時に、禁煙補助薬であるニコチンパッチやチャンピックスなどを活用しながら禁煙をサポートしてくれるのです。条件を満たしていれば、それらの処方も保険適用になります。

チャンピックスで保険が適用されるには4つの条件をクリアする必要がある

チャンピックスで保険の適用になるためには、以下で述べる4つの条件をすべてクリアしないといけません。禁煙外来にて4つの条件をすべて満たすのかどうかのチェックが行われます。これをすべて満たさないと保険適用にはならないのです。

1つ目はただちに禁煙をしたいという意志を持っていることです。禁煙への覚悟を持っていて、禁煙治療を受けたいという意志の確認がすぐさまできることが、何よりも求められます。

2つ目は、治療に関しての説明を医師から受け、治療を受けることを文書で同意をした人です。どういった方針で治療を行われるのかについて、しっかりと理解している必要があるからです。

3つ目は、ニコチン依存症に関するスクリーニングテストにおいて、ニコチン依存症だと判定された人です。この判定テストは10の質問内容があり、それぞれYesまたはNoで答える形になります。Yesの数が5個以上の場合は、ニコチン依存症だと判定されるのです。

4つ目は、35歳以上に関してブリンクマン指数が200以上あった人です。ブリンクマン指数とは、1日の喫煙本数に喫煙年数を掛けた数字を表します。これが200以上あった場合には喫煙が生活に相当根付いていることを示すのです。

チャンピックスで保険が適用されないケースがある

保険適用の条件を満たしたとしても、保険が適用されないケースがあります。
例えば、12か月を超えて継続して禁煙治療を受ける場合には、自由診療になってしまいます。他には、市販の禁煙治療薬を服用するという手もあります。チャンピックスで禁煙するには、前回の初回診察日より1年経過するまで待つしかありません。

過去に保険を適用して禁煙治療を行った場合には、前回の初回診察日より1年経過しないと保険再算定されません。実際には3か月治療が行われた後、約9か月待たなければ、保険適用による再受診ができないのです。

禁煙治療を5回きちんと受けることができたのであれば、禁煙成功率は7割を超えます。それから3か月経過後では6割程度、9か月経過後では4割程度に落ちてきます。タバコを止めるということは相当難しいです。禁煙治療に失敗したとしても、1年経過後に再受診することができるというのはありがたい制度です。たとえ失敗したとしても、再受診して禁煙にチャレンジしましょう。