【一般向け】チャンピックス(禁煙治療薬)の注意事項

チャンピックス服用時は運転しない

チャンピックスは、服用するとめまいや傾眠、意識障害などの症状が生じる可能性があります。そのため、チャンピックス服用中は、自動車の運転などの危険を伴う機械の操作をしないように注意喚起が行われています。

過去に、チャンピックスを服用中の方が自動車を運転中にめまいや意識障害が現れて事故に至ったとい事例があります。糖尿病や狭心症の基礎疾患がある方は、お風呂場で意識が消失したという事例もあるのです。不眠や悪夢などの精神神経症状が現れる場合もありますので、服用する際にはかかりつけの医師に相談しましょう。

安全対策として、チャンピックスの製造販売業者に対して医療従事者への情報提供を強化するだけではなく、使用者への情報伝達や指導が徹底されるような対策の要請が行われています。

意識障害が生じた際の対策としては、仰向けに寝かせて衣服やベルトを緩めて体を保温します。反応が無い場合は、救急車を呼んだりAEDの用意をする必要があります。普段通りの呼吸がある場合は気道を確保し、普段通りの呼吸がない場合は心肺蘇生を実施しましょう。

チャンピックスは禁煙補助剤と併用できない

チャンピックスとた他の禁煙補助剤は、使用できません。ニコチンの過量摂取になる可能性があります。

チャンピックスの禁煙率の有効性や安全性は単剤投与によって確認されています。他の禁煙補助薬と併用した際の有効性や安全性についても認められていませんので注意しましょう。

チャンピックスは、経皮吸収のニコチンパッチとの併用時に副作用の発現率が高まります。特に頭痛や嘔吐、浮動性のめまい、消化不良の症状が多く認められているからです。

重大な副作用としては、皮膚粘膜眼症候群や顔面や下、口唇、咽頭などの血管浮腫があらわれる場合があります。また、肝機能障害や黄疸が現れる場合がありますので、慎重に服用することが大切です。

このように、ニコチン製剤禁煙は、補助薬を併用することでニコチンの過量摂取になる可能性があり副作用が現れやすくなります。ニコチンパッチを就寝中に貼っていると人によっては、熟睡できなかったり悪夢をみるといった睡眠障害が起こることもあります。

チャンピックスと他の禁煙補助薬は併用することはしません。それぞれの用量や用法を守って服用することがとても大切です。

妊婦や授乳婦はチャンピックスを服用すべきではない

チャンピックスは、妊娠している可能性がある場合は、治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ投与が可能です。しかし、妊娠中の投与に関する安全性は確立していません。基本的に妊婦の服用はNGです。。

特に授乳婦は、チャンピックスの服用は避ける必要があります。それか、服用する場合は授乳を避けましょう。チャンピックスは、ニコチンパッチやニコチンガムといったニコチン製剤と併用することが禁止されています。使用することは体内にニコチンを取り入れてしまうからです。

妊婦や授乳婦には、原則としてチャンピックスは使わないで、代替治療法や認知行動療法が行われます。禁煙外来を受診して家庭や職場の人間関係やたばこやライター、灰皿を処分して、物理的に環境を整備することからはじめます。

代替治療法では、深呼吸をしたり趣味に没頭するだけではありません。たばこを吸いたくなった時は、刺激のある食べ物を食べる具体的なアドバイスが行われます。

妊婦や授乳婦は、本人だけではなく家族をはじめとする周囲の人の応援も禁煙を継続するためには大切です。喫煙しているパートナーには一緒に禁煙してもらうとよいでしょう。